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性能検査試験

試験概要

  • 試験対象機器:SUN FLOWER
  • 粒子状物質(タバコ煙粒子)、試験対象物質:VOC(35成分)
  • 試験方法:ワンパス法
  • 測定・分析方法-VOC:固相捕集―ガスクロマトグラフ/質量分析法粒子状物質:光散乱式パーティクルカウンタ

VOCおよび粒子状物質の除去性能をワンパス法により評価する。粒子状物質の評価にはタバコ煙粒子を用いる。
環境条件が制御された大型チェンバー内に、VOCまたはタバコ煙粒子を供給し、ある一定濃度を再現する。試験対象機器「SUNFLOWER」は大型チェンバーに接続されており、同機器の運転により、タバコ煙またはVOCが機器内を通過する。その際に、機器の上流側(SPin)と下流側(SPout)で各濃度の測定を行い、機器の除去性能を評価する

パーティクルカウンターを用いて、機器の吸入・排出口における粒径別粉じん濃度を測定する

試験手順

試験は以下の手順により行いました。

  1. チェンバーの運転を開始する。環境条件(温度、相対湿度、換気回数、気流速度、空気清浄度)を調整し、状態を安定させる。
  2. ガスボンベおよびタバコ煙発生装置を用いて、ある一定量の対象汚染物質(VOC or 粒子状物質)をチェンバー内に供給する。チェンバー内では、拡散ファンを運転し、汚染物質がチェンバー内に一様に拡散されるようにする。
  3. 供給終了後、一定時間放置し、チェンバー内の汚染物質濃度を安定させる。
  4. 対象機器の運転を開始し、チェンバー内の汚染ガスを機器に供給する。
  5. 機器の吸入口と排出口の対象汚染物質濃度を測定する。対象物質がVOCの場合は炭素系捕集管にて試料空気の捕集を行い、粒子状物質の場合は、光散乱式パーティクルカウンタにて濃度を測定する。
  6. VOCの捕集試料はガスクロマトグラフ質量分析計(GC/MS)に導入して、精密化学分析を行う。
試験風景

試験結果

試験結果より粒子状物質・試験対象物質を取り除くのに効果的であるという結果が出ました。 特に粒子状物質では0.3um(um=1/1000ミリメートル)という極小粒子の除去を行っていることも確認できました。
詳しくは下記ファイルにてご確認いただけます。

独立行政法人・国民生活センター登録検査機関
暮らしの科学研究所(株)検査
SUNFLOWER試験結果報告書(PDF:467KB)